指導の醍醐味
コーチの仕事を始めて10年以上経ちます。
初めの頃はサブコーチも多かったんですが、今はほとんどでメインコーチとして指導させていただいています。
それこそコーチになりたての事はメインの指導は大変やから嫌やなと思っていました。
水泳について理解しないといけないし、ただ理解するだけじゃなくそれを指導しなければならない。
色んな人がいる中で自分の伝えたい事がちゃんと伝わるのかどうか。
そもそも自分のいう事を聞いてくれるのか。
そんなこと思っていたコーチなりたての頃。
ところが、メインの指導をさせてもらうことになりこのコーチの仕事の魅力を物凄く感じるようになりました。
それこそ不安やと思ってた「指導」については面白いことがたくさんあるなと。
言い方や伝え方ひとつで変わるし、自分自身の行動次第でも変わってくる。
そして相手が出来た時には一緒になって喜ぶことができる。
これは面白いなと。
そして、身体の事を勉強していくとこれまた指導が面白くなってきました。
今となってはサブやったら嫌や!メインで指導させてほしい!と伝えています。
コーチとして意識してる事
そんなスイミングの指導においてメインを持ち出すようになってから今もなお意識していることが1つ。
久保コーチに教えてほしい!!
って思ってもらえる指導をしたい!!
これをかなり意識しています。
もちろん同じ進級基準でテストを行っているので指導のカリキュラムに大きな違いはありません。
自分以外のコーチにも素晴らしいコーチも居ますし尊敬できるコーチもたくさんいらっしゃいます。
そんな中でも自分に教えてもらいたいって思ってもらえる指導をしたいと思っています。
その理由
なんでそう思うようになったのか。
指導していた時にこんな事を思った時がありました。
「子どもら今小さいけど大きくなった時に自分の事覚えてくれてんのかな??」
自分も昔スイミングに通ってた時もありましたしその他のスポーツも習ってたこともありました。
もちろん良いコーチも居てたんですが、この人強烈に印象残ってて強烈に良かった!!っていう人は数えるほどしかありません。
せっかく一緒に過ごした時間やのにそんだけの記憶しか残らんのはなんか寂しいなと。
やったらいつまでも「あの時のコーチ良かった!!」って思えるようになりたいなと。
そんな事を思いました。
自分だから出来る指導をしたい
スイミングの指導は泳ぎ方を教えていくのが一番大事な仕事です。
ただそこで終わらしたくないのが自分の考えです。
前回のblog→2021.2.1良い意味で「塵も積もれば山となる」を使うでも書きましたがスイミングの指導も結局は日常の生活に繋がることが多いです。
結局は何でも一緒なんです。
自分の指導を通じてスイミングだけでなく日頃の生活や考え方も良い方向に進んでいってほしい。
身体の使い方ももちろんやし何かに取り組む時の姿勢も良くなってほしい。
そして、スイミングを辞めた後でも習ったことを活かしてガンバってほしい。
そんな事を思って指導しています。
その中でやっぱり誰よりも久保コーチに教えてもらいたいし指導してほしいって思えたらやっぱり自分も励みになるしこの子のために!!ってより思えるんじゃないかなと思っています。
そしてそこで出来上がった絆は例えスイミングを辞めた後でも途切れることなく繋がるのではないかなって思います。
ただのスイミング指導だけじゃなく、自分だからこそできる指導をしたいなと。
それをさらに見せていきたいし感じてもらいたい。
もちろん指導を受けている子どもたちだけでなくその保護者の方もそうやし周りでその姿を見ている子どもや大人の方々にも伝わったらいいなと思っています。
そして自分を頼って頂けるとなお嬉しく感じます。
まだまだ道半ば。
またガンバって行きたいと思います。
それがまたこれからに繋がっていくやろうから。
ではこの辺で…
ほな✋
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