こんにちは!
アスレティックトレーナー・鍼灸師の久保太吾です。
先日8日㈰に行われた枚方SSグループの育成コース小5・6合同練習会。
6校(枚方・星田・牧野・生駒・香里・NACL)合計で約40名の選手たちが参加。
その練習会にてトレーニング指導を行ってきました。
自分自身この日が勝負の日やな…
5月前半に行った星田校で行った👉2024.5.4 熱き同期からのトレーニング指導依頼 の時以来の育成チームへの指導。
今回は全校の子が対象という事でかなり気持ちが入っておりました。
指導前にはどのような指導をしたら良いのかをコーチ陣に色々伺いました。
・水泳に活かせるような体づくり
・肩甲骨周辺をしっかり使えるように
・体幹周りを俊敏に動かせるように
・スタートのための脚力強化
このリクエストにフォーカスを当てつつメニュー作成。
さらに普段から考えているトレーニングの大切さや体感、効果などを伝えていく事をテーマに置き指導しました。
シンプルな動きをどれだけ丁寧に行えるか。
自分がトレーニング指導する際はここに焦点を置き指導しております。
水泳に関わらずその他のスポーツでも同じことが言えますが、丁寧に細かく動きが出来る選手ほど運動能力も高いし動きも良い。
その一方で細かい動きが結構苦手な選手はケガしやすかったり動きが悪い傾向があり、子どもだけでなく成人した選手でもそういった印象が強くあります。
特に今回指導した小5・6年生はこれから成長期を迎える世代。
早い段階で身体づくりや動きづくりが出来れば成長して身体が大きくなったり競技レベルが上がった時に発展した動きにもより伝えることが出来ます。
その事も頭に入れ指導させていただきました。
トレーニング指導は男女分けて1時間ずつ指導。
選手の中でも全然余裕そうに動かしてる人も居れば、四苦八苦している選手もチラホラ。
キレイに動かせている選手も居ましたが、思ったように体が使えてない子の方がやっぱり多いなと。
そして、同じ学年でもレベル差がかなりあるなと感じながら見ておりました。
また、トレーニング前後での体の変化を感じたのも男子が半数くらいで女子が3分の1ほどと少なめ。
ここまで少なかったのは予想外過ぎて焦りましたが、体の感覚を養う事もこの世代では必要な事であると感じた瞬間でもありました。
今回の指導では選手への指導はもちろんですが、担当のコーチにも色々と感じてほしいと思い指導しました。
簡単な動きこそ丁寧に細かく!!
これが出来るか出来ないかで身体の使い方や動かし方が大きく変わってきます。
簡単な動きが出来ていないのにも関わらず、複雑で難しいトレーニングをさせてしまってる姿も現場でよく見ます。
そしてその動きが出来てないと指導者に怒られるパターン。
いやいやそれはアカンって!!
まともに動けてないのにそんな事やったって逆効果になるどころか変な癖ついてケガのリスクが上がります。
ただ単に強度上げて厳しくやれば良いってもんじゃないんですトレーニングは。
実際にシンプルな動きでもうまく体を使えていない選手も多かったからこそその動きづくりや体づくりを意識して指導してほしいなと。
そしてこれから成長期を迎える子ども達だからこそ気を付けてほしいポイントだと常日頃から思っています。
指導後の話を聞くと、トレーニング後の泳力練習にて泳ぎやすくなったとの声も聞きましたし、コーチからもいつもより動きが良かったとの声も聞きました。
この指導を通じて普段行っているトレーニングの大切さや効果・身体の変化など一人でも多くの子ども達に気付いてもらい、自ずから積極的に取り組んでもらえれば嬉しいです。
さらにコーチ陣の中でもトレーニングの意味合いを感じてもらえれば今回の指導に大きな意味を持つものなるのかなとも感じております。
自分自身もその姿を見させてもらいつつ、また何か力になれるよう取り組んでいきたいと思います。
今回指導を依頼していただいたコーチの皆様ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
ではこの辺で…
ほな✋
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