こんにちは!
アスレティックトレーナー・鍼灸師の久保太吾です。
前回のblogで上げた都市対抗野球の決勝戦観戦。
昨年に引き続きの観戦となりました。
社会人野球の最高峰の大会の決勝戦ですが、今年はとんでもない試合となりものすごく興奮しました。
また昨年と違い雰囲気も一変していたように思えた大会でもありました。
さらに自分自身もいつかその瞬間を味わいたいなと。
その事を今回は記載していきたいと思います。
都市対抗野球とは
そもそも都市対抗野球って何やねんて方もいるかなと思うので簡単に説明。
日本野球連盟(JABA)の主要大会は以下の3大会があります。
都市対抗野球大会
全てのJABA加盟チームは予選に出場することができ、都市の代表として本大会を目指す。第1回大会は1927年(昭和2年)に神宮球場でスタート。まさに社会人野球を象徴する大会である。
社会人野球日本選手権
社会人野球における年間チャンピオンを決する大会である。1974年(昭和49年)に単独チーム日本一を争う大会として創設。
全日本クラブ野球選手権
クラブチームの日本一を決める“全日本クラブ野球選手権大会” 優勝チームは社会人野球日本選手権大会への出場権も与えられる。
※参照↓↓
これを見てもお分かりかと思いますが、都市対抗野球は昭和2年からスタートした歴史ある大会で社会人野球を象徴として位置付けられており、ここでの頂点を目指して社会人チームが日々戦っております。
例年なら夏に行われる大会ですが、昨年と今年は東京オリンピックの影響により冬に開催される事になりました。
なお、自分が所属する八尾ベースボールクラブは3つ目の全日本クラブ野球選手権大会の出場を目指して活動しております。
雰囲気が一変
都市対抗野球の醍醐味は各チームの応援団が観客席を埋め尽くし物凄い応援合戦が繰り広げられるところ。
それを楽しみにされている社会人野球ファンも多いです。
ただ、昨年は新型コロナウイルスの影響により静かな都市対抗野球に。
自分はそれが初観戦となったので応援団が入った今年の大会は雰囲気が全然違うなと感じました。
試合前に整列した後に一人ずつスターティングメンバーの発表がされていました。
これも昨年は無かったはず。
これが都市対抗野球の決勝かと思わさせられる瞬間でもありました。
選手、スタッフの皆様はどのような気持ちでこの瞬間を迎えているのか。
そんな事を思いながら自分は見ていました。
その後の国歌斉唱は昨年と同様に震えるものがありました。
試合内容
試合内容はタイトル通りえげつない試合となりました。
初回に東京ガスが3点を先制、4回にも2点追加し試合を優勢に進めていきます。
6-2で9回2アウトを迎え、あとストライク1つで試合終了という所からHonda熊本がヒットでつなぎ、8番の選手が3ランホームランを叩き込み1点差に。
さらに、そこからさらに連打で2アウト1・2塁。
長打が出れば一気に逆転という所まで持ってきましたが最後は三振に終わりゲームセット。
6-5で東京ガスが勝利しました。
最後の最後まで分からない野球の面白さをこの都市対抗の決勝戦で改めて感じれたこと、さらにそんな試合を目の前で見れたことを物凄くありがたいなと感じた試合でもありました。
試合後の様子
試合終了の瞬間も物凄く感動しました。
最後に三振を取ったピッチャーはガッツポーズ。
マウンド上で選手が集まり整列した後は安堵の表情から涙を浮かべていたように見えました。
また、この日先発したエースピッチャーは他の選手達からは遅れてその輪に加わりました。
その姿もまたこれまでの苦労が報われたのかなと思える様子で見ていて感動しました。
その一方で最後のバッターとなった選手は三振の悔しさでなかなか立ち上がれず。
ヒット一本が出れば同点、逆転という場面だっただけにその悔しさは物凄いものだったと思います。
その嬉しさと悔しさの両面を見れた感動のシーンでした。
自分のいつかその瞬間に…
今回は東京ガス側に知人のトレーナーの方が居て、その方と一緒に観戦させていただきました。
その方も優勝が決まった後、選手が喜ぶ様子を見て涙を流されていました。
自分が関わるチームが最高峰の大会で日本一になるっていうのはなかなか出来るものではありません。
それを横目で見ていて自分も羨ましく思いましたし、自分もいつかその瞬間を味わうことが出来ればなとも感じました。
勝ってみんなで涙を流しながら喜ぶ。
これを所属するチームで出来るほど嬉しいものはありません。
その瞬間のために自分自身もまた精進していきたいと思います。
こんないい試合を見て、感動する瞬間を見て刺激を受けないわけがありません。
今シーズンの自分自身の活動を振り返りつつ、来シーズンに活かせるよう頑張っていきたいと思います。
ではこの辺で…
ほな✋
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