大変な現場やでぇ…
こんにちは!
アスレティックトレーナー・鍼灸師の久保太吾です。
先日の11/17㈰に神戸へ。
この日に開催された神戸マラソン2024の救護業務に行ってきました。
今年3月に行った日本陸上連盟のトレーナー登録。
今回の仕事はこの日本陸連から依頼され行かせて頂いた初の仕事になります。
専門学生時代に淀川マラソンのサポートに行った事はありましたが、しっかり救護の仕事として行くのはこれもまた初めて。
右も左も分からない状況で不安はありましたが、それもまた良い経験になるやろうとポジティブに捉え当日の仕事に挑みました。
レース前の優越感
今回自分が配置された場所は、
神戸大橋のど真ん中。
普段は車でしか通れない所を歩けている事に何か特別感も沸いてきました。
聞く所によると来年度以降はコース改変によって神戸大橋を通らなくなると聞きました。
こんな巡り合わせもあるんやなと。
そんな優越感に浸りながら準備を行っていたレース前。
ただ、そんな気分もすぐ吹っ飛びました。
マラソンするには最悪の条件
この日は11月にも関わらず夏日に近づく気温で日が出ると汗が噴き出してきました。
しかも自分が居た神戸大橋は40㎞地点付近とレース終盤で一番疲れている地点。
その状況で上り坂が続きさらに向かい風が吹くという最悪の条件。
これきつそうやなぁ…
そんな事を考えてると先頭ランナーが走ってきて続々とランナーが現れました。
忙しすぎた現場
先頭が通り過ぎたのが11時過ぎくらい。
この時点でも結構暑かったんですが、時間が進んだらもっと暑くなります。
続々と来るランナーの様子を伺うと、上の服だけでなくハーフパンツも汗で全身ドボドボになってる選手も多く居ました。
てなってくると増えてくるんですよ。
足を攣る人が…
途中沿道にて身体のケアやストレッチを求めてきた選手も多く自分もそのケアをさせていただきました。
特にサブスリー(3時間切り)やサブフォー(4時間切り)といったタイムを求めている選手が多くいた時間帯はもうバタバタ💦💦
ケアやストレッチに動き回っていました。
そのほとんどの方にOS-1(経口補水液)を飲んでいただきましたがほとんどの方が甘いとの事。
汗で体の中からミネラル分抜けまくって脱水を起こしている状況がランナーの中で多くなってるんやなと感じた瞬間でした。
また、途中搬送の要件もあったんですが、近くの救護所がまさかの満員で対応できず。
橋を降りた41km地点の救護所まで車いすを搬送しなければいけない事態もありました。
そして搬送後にはまた別の方が両足ダブルで攣る事態にも遭遇。
後半は少し落ち着きましたがそれでも対処する選手も居たのでなかなか大変な現場となっておりました。
全部が良い経験
過去1で救急搬送や救護室利用が多かった。
終了後に別の現場で参加していたトレーナー仲間からそう話を聞きました。
やっぱりそうやったんやと。
それくらい厳しい条件下で行われた今回の神戸マラソン。
本当に現場力が試されたなと感じた1日でした。
さっきのケアや良かったのか?
あれで大丈夫なのか??
自問自答を繰り返し思い悩むこともありますが、それ全てを良い経験にして次につなげる。
そんな事をより強く感じたこの日の現場。
初のマラソンの現場という事もあったので経験値が爆上がりしたなと体感しております。
神戸大橋を走る神戸マラソンはこの日が最後。
その現場で得た経験をこれからのトレーナー活動に活かしていきたいと思います。
P.S
帰りの電車で神戸マラソンを走っていた昔の教え子のお母さんとたまたまお会いしました。
10年以上ぶりの再会にこんな偶然あるんやなと。
身体がバキバキとの事なのでちゃっかり久保コーチの事宣伝しときました(笑)(笑)(笑)(笑)
ではこの辺で…
ほな✋
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