捻挫を舐めたらアカン

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こんにちは!

アスレティックトレーナー・鍼灸師・スイミングコーチの久保太吾です。

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ちょっとビックリしております。

Twitterがバズってる!!

Twitterである有名な元アスリートがツイートしていた事に共感し、引用リツイートさせて頂きました。

そのツイートを本人にリツイートして頂いたおかげで結構な反響を受けております。

おそらく自分のツイッターの中で過去一なのではないかと思うリツイート数と良いね数。

それだけ共感頂いてもらってるのは嬉しい事です。

この引用ツイートをした上で自分が思う事やその考えをご紹介します。

特に指導者やアスリートを支える関係者、保護者の方々に見て頂きたい内容です。



引用させて頂いたツイート

引用元はオリンピックにも出場し「メグカナ」コンビで一世を風靡した元バレーボール選手の大山加奈さんのこちらのツイート。

ほんまにその通りやなと。

捻挫も肉離れもしっかりと治して改善させないと癖になり再発しやすいケガです。

骨折した!!とか靭帯が伸びた!靭帯が切れた!と言えばかなり大事のように聞こえます。

ところが、バレー界だけでなくその他のスポーツでも捻挫はかなり軽視されがちなケガです。

そもそも捻挫とは?

捻挫と聞くとおそらく足首を捻ったケガというイメージがあるかなと思います。

ただ、足首に多いだけでその他の部位でも多く起こるのが捻挫です。

余計な外力がかかる事で関節を繋ぐ靱帯や関節包、軟骨などが損傷するのが捻挫です。

生々しいですが、自分が捻挫した時に撮った写真です。足首が大きく腫れてるのが分かります。

写真の様に思いっきり腫れますし、内出血もします。

捻挫の多くが靱帯のゆるみや断裂が発生しております。

それも踏まえた上で自分は大山さんのツイートを引用しこのようにツイートしました。

このツイートが自分でも驚くくらいの反響を受けました。

ここでは「足首の靱帯損傷」としていますが、引用元の話題が古賀選手の足首の怪我だったのであえて「足首」と付けました。

でも実際は関節のどこでも起こります。

そして、靱帯損傷が多いんですが、関節包や軟骨・筋肉にも影響が出る事も多くあります。

その辺りは訂正させていただきます。



何で軽視されるんのか?

おそらくですが、ちょっと足首を捻ったくらいで歩けるから大丈夫ってイメージがあるかなと思います。

歩けるから動けるやろう。

だからちょっと足首捻ったくらいで休むなよと。

そんなイメージがあるかなと。

そして、走る競技やジャンプ系の競技では捻挫が非常に起こりやすい怪我です。

捻挫をしても歩けるくらいでプレーが出来るのであれば普通にやっているのが現場で多いのかなとも感じております。

さらに、その怪我をしている選手が多いからこそ捻挫くらいでは休めないといった印象もあるかなと思っています。

でも、捻挫とは先ほども挙げた通り「余計な外力がかかる事で関節を繋ぐ靱帯や関節包、軟骨などが損傷」する事です。

多くが靱帯損傷をしているのが捻挫。

しっかり治さないと後々に響く可能性も多くあります。

しっかり治す重要性

足首の捻挫は軽視されるからこそしっかり治さないといけないケガだと感じています。

足首は立つ、歩く、走るなど身体を支えるのに非常に重要な器官。

そこを捻挫するという事は身体を支えられなくなるという事。

そんな中で治りきってないのにプレーしてしまうと足首そのものの機能が上手く行きません。

ある動きに制限が掛かり痛みが生じるので負担が掛かります。

また、そのような状態で動かすので身体の別の部分で支えたり動きを修正しようとするので足首以外の部位で負担が多くかかります。

という事で膝や腰などケガしてしまう可能性もあります。

1つの怪我が原因で身体全ての機能がおかしくなると言っても過言ではありません。

また、小学生とか中学生のジュニア期は身体が成長していない時期でもあります。

その時に捻挫をしてしっかり治さないと足首がゆるゆるになったり、逆に固まったりしすぎて上手く使えなくなる可能性も高くなります。

そのまま大きくなった時に身体に悪影響が出て全体の動きが悪くなるなんて事も大いに考えられます。

だからこそしっかり治す必要がありますし、ちゃんと治さないと今後のスポーツ人生だけでなく日常生活にも影響が出てくると感じています。



指導者や保護者の方に伝えたい

大山加奈さんも「しっかり治してからプレー再開してほしい!!」とツイートしております。

たかが捻挫と思いしっかり治さずプレーし続けている選手が多く居ます。

また、たかが捻挫と思いプレーをさせている指導者、捻挫くらい大丈夫やろうという気持ちで見ている保護者の方々も多く居ます。

その考えじゃダメなんです。

自分がツイートをした通り、そしてこの記事で書いた通り「靱帯、関節包、軟骨の損傷」なんです。

そんな軽いけがじゃないんです。

ケガしても動けるからといってプレーするレベルじゃないんです。

ちゃんと治さんと将来大きく影響が出てきます。

これがまた人生を賭けた大一番であるのなら話が変わってきますが、そうではなく普段の練習や試合でその考えを持つのは危険。

特に、今回のバレーの古賀選手みたいにケガしても数日で戻ってこれるなら大丈夫だと言った思いで見てたらそれは違います。

もし捻挫したらしっかり治すことを最優先にする事。

その治療中に出来る事をしっかりやる。

その部位以外のトレーニングはもちろん、その競技を深く知る事も大事。

そして、怪我が治った時にケガ前以上に動けるような身体づくりをする。

捻挫に限った話ではなく、他の怪我でも同じ。

その方が将来の選手生活だけでなく日常生活にも好影響が出るのではないかと考えています。

目先の事だけでなく、将来を考えた指導をしてもらいたいと強く思います。

最後に

今回のツイートで自分自身も色々と考えられるきっかけにもなりました。

思わぬ反響を受けましたが、引用リツイートをして良かったと思っています。

これを一つ良いきっかけにして業界の考えが変われば最高です!

自分もその働きかけをどんどんやっていきたいですし、その選手へのサポートもしていきたいなと思います。

ではこの辺で…

ほな✋



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