指導者について考える
色んな場所に居てると「指導者とは」と言う事について考えさせられます。
スポーツの現場でいえば監督やコーチ。
会社の現場で言えば上司であったり幹部の方々であったり。
家族で言えば親がまさにその立場に当たるかなと感じております。
自分もスイミングコーチとしての立場、トレーニングやケアの方法を教える立場、運動を教える立場など「指導者」として日頃から生活させて頂いております。
気を付けてる事
その中で特に気を付けてるのが「自分がまずはしっかりする」と言う所です。
先日のblog→2020.11.4 原因自分論と反面教師論でも書きましたが、何かを指導したり指示したりする時にまずは自分自身がしっかりやらないと何も上手く行きません。
逆に言うと、何か上手く行かないと思った時には人のせいにするのではなく、まずは自分自身に原因であると考えて改善していった方が物事が上手く進むことがほとんどかと思います。
例えばよく例に出す掃除や挨拶1つとっても、ろくに掃除も挨拶もせん奴が人にだけちゃんと掃除しろとか挨拶しろとか言った所で誰が話聞くねんと言う話にもなります。
逆にそこをきっちりやってると、「あの人が言ってるんやから自分もやらな」という方向に持っていきやすいと思っています。
やって欲しい事があるのならその事を自ら率先して動きその姿を見せていく。
自分が良いように思われたいなと思ったら人の良い所を見つけていく。
自分を信じてほしいと思うのであれば、自分も人を信じないといけないし日頃の行動をしっかり出来ているのかを見つめ直す。
指導者どうこういう以前に一人の人として日頃の行いをきっちりやるって事が物凄く大事なんと違うかなって思います。
「日頃の行いが悪いからや」と言う場面が大いにありますが、強ち間違っていないのではとも思います。
だからまずは自分なんです。
これはアカンやつ
ただ、人のせいばっかりして同じ失敗を繰り返すドンマイバカタレもいっぱい居てます。
特に指導されている人間や下の立場の人間は、指導者や上の立場の人間の姿・立ち居振る舞い・日頃の行動を自然と見ますし観察してます。
そしてその行動が全然アカンかったら信頼関係なんて生まれるはずがありません。
ただ、自分は何も悪くない、悪いのはあいつのせいやと切り捨て人の事を考えず自分の都合の良い様に考えて進んでる人があまりにも多い。
それで結果が出てるなら100歩譲ってまだええんかなとも思いますが、結果も出ず失敗ばかりでその組織にとって不利益しか残らんような事しかなってないって事も物凄く多く感じております。
端から見てて「またやってるやん」「また同じ事してるやん」「学習せえよ」ってなるわけです。
自分が目指すもの
こう言う事が起こった時に自分ならどうするのか、どう指導したら良い指導者と言えるのかを考えます。
今やってる事全てひっくるめて運動指導の仕事なんですが、その中に良い人間関係を作ったり信頼関係を築き上げることが出来ればその運動指導がものすごくやりやすくなります。
もちろん運動指導のレベルを上げていくのはもちろんやし最低限の話です。
それ以上になるためにどうすべきなのか。
良い指導者の良い所はどんどん活かして自分のモノにしていく。
アカン指導者のアカン所は参考にさせて頂いて全部反面教師として活かす。
指導者としてやってる以上やっぱり相手にとって「めっちゃ良い指導者」になりたいですからね。
良い物でもアカン物でも参考できるところは全部活かしていきたいと思います。
ではこの辺で…
ほな✋
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