競泳大会のドラマ

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第3回IKOMA CUP

先日22日(日)に枚方SS生駒で行われたIKOMA CUP。

コロナ禍での開催という事ではありましたが多くの子ども達が参加しました。

独特の緊張感

今年も様々なドラマがありました。

初めての25mでの開催という事で必死にクロールや板キックを泳ぐ子ども達の姿にドキドキしていたコーチも居ました。

普段はおちゃらけてヘラヘラしてたり喋りまくってたりする子もいざスタート台に立つとガチガチに緊張する子も(笑)

こんな経験も小学生の時になかなか出来ない経験かなと思うのでそれはまたこれからの人生に活きるのではないかなと思います。



ドラマ

白熱したレースも数多くありました。

スタートで出遅れる物のそこから巻き返して1位をもぎ取った子。

タッチ差0.06秒差で、しかもかなり速いタイムで1・2位を争ったレース。

泳いてる子ども達はもちろんですが、見てる者からもドキドキワクワクさせるレースが繰り広げられていました。

1位と2位の違い

2014.11.14 美しく、そして残酷 のblogでも書きましたが、勝負と言うのは本当に美しく残酷です。

また3位以内に入って喜ぶ子も居れば、2位3位で悔しがる子もいます。

前述のスタートで出遅れたけど1位をもぎ取った子。

逆にそのレースで2位だった子はスタートが完璧で泳ぎも練習の時より物凄く良い泳ぎをしていました。

しかし後半に少しバテテ、1位になった子は逆に後半物凄い追い上げを見せて差し切りました。

ちなみにこの2位になった子。

前回出場した時も2位。

また2位や…

めちゃくちゃ悔しいと嘆いてました。

3位と4位の差

そしてこの3位と4位の差もまた大きな違いがあります。

ある女の子。

レース自体はタイムが練習の時の19秒台から17秒台へと縮め速くなってましたし泳ぎも飛び込みも良かったです。

ただ、4位でした。

緊張しまくって力入って腕回らんかった…

そして涙。

ちなみに15mプールでの開催だった昨年はターンで失敗し涙していました。

2年連続で力を出し切れず、結果も出ずということで悔しい結果となってしまいました。

素晴らしいフォロー

そんな悔しい姿を見せるこの子に対し、普段一緒に練習してる子がこんな事を言ってました。

子ども
子ども

4位で悔しいけどタイムめっちゃ速くなってるしそれはええ事やん。

またガンバって速くなって来年メダル取ったらええねん!

おっ!?ええ事言うやんと。

めっちゃええ事言うやん!

どないしたん??

子ども
子ども

だってそうじゃない??

アカン事考えても一緒やん。

それよりも良くなったこと見てプラスに捉えた方が良いやん!

これは物凄い良いフォローやったと思いますし、自分が好きな考えの一つでもあります。

この言葉が自然に出てたのが嬉しかったです。

悔し涙も2年連続やろ?

来年は笑うか嬉し涙流そう。

この子にとって来年がラストチャンスになるので自分も笑って終われるように指導していきます。



出ることに意義がある

以前にも競泳大会関連のblogで書いたんですが、こういった緊張や嬉しい経験、悔しい経験は出場しないと出来ません。

またこういった経験は早ければ早いほど良いと思っています。

幼稚園や1年生2年生の頃からこういった経験が出来る機会っていうのはそうそうないと思います。

あのスタート前の緊張感。

勝った時の嬉しさ。

負けた時の悔しさ。

そこに関わるコーチやいつも一緒に練習している子ども達との絆。

これ全部出な分からんわけです。

だからこそ出てほしい。

ただの25m1本だけでなく今後の人生においての25m1本。

この1本で今後の人生を大きく左右する子どもも居ますからね。

機会があるならどんどん出てほしいと思います。

最後に

IKOMA CUPは終わりましたが、次の29日の日曜日はNACLスポーツクラブにて競泳大会が行われます。

こっちもこっちで毎年色んなドラマが繰り広げられています。

良い経験が出来るよう、そして1つでも順位を上げれるようにあと1週間やっていきたいと思います!!

ではこの辺で…

ほな✋

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