こんにちは!
アスレティックトレーナー・鍼灸師の久保太吾です。
今回は前回のblogの続編です。
※前回のblog→2021.9.1 夏の思い出~伊根 漁師宿yorokobi~
漁師宿yorokobiでの宿泊中、Daishiの家族と共に過ごしました。
子ども達と遊びまくっていたのですが、そこで感じた事がかなりありました。
すくすく育ってるし、これは将来楽しみやなと。
一緒に遊びながら職業柄「指導者の観点」からも見てしまっていました(笑)
その辺りを今回は書き綴りました。
特に子どもを育てる立場の方々に見て色々と感じて頂きたい内容です。
是非読んで頂ければと思います。
子ども達と一緒に遊ぶ
現地に着いた時、Daishiの子どもも出迎えてくれました。
初めはガチガチに固まっていましたが、すぐ打ち解けて、子ども達の良い笑顔もいっぱい出ていました😊😊
そうなってくると、今度は遊ぼう遊ぼう!!ってなってきます。
家の中にある子ども用のジャングルジム。
登る、くぐる、上に立つ、上から飛ぶ。
そんなものお手の物でちょいちょいってどんどんやっていきます。
シンプルに身のこなしが軽すぎてビックリしました。
見て見て!!
と言われて見たら今度はジャングルジムの狭いスペースを使って逆上がりをし始めました。
えっ!?ここでやるの!?
驚く間もなくどんどんやります。
それも一回だけでなく、連続逆上がりを何回も何回も(笑)
Daishiに聞くと、逆上がりはタオル使って教えたけど、それ以降は何も教えてないとの事。
気が付いたらグルグル回るようになっていたとの事でした。
おお…マジか…
そりゃこんだけ動き回ってたらそうなるかと感心してみました。
おっちゃんの挑戦
その後、ジャングルジムを潜りまくる子ども達。
しばらくしてリクエストが入りました。
おっちゃんも
ここ行って!!
子ども用のジャングルジム。
そこに大人の自分が行く。
普通に考えたら難しい話。
身体がデカい大人が行けるのか…
そりゃやるでしょう。
てことで果敢にチャレンジしました。
おっちゃん!
ガンバれ!
おっちゃん!
ガンバれ!
子ども達の応援もあってちょっと破壊もしましたが、くぐり切りました(笑)
その他に鬼滅の刃ごっこをしたり、かくれんぼをしたりと両日ともめっちゃ遊んでいました。
この遊びが超重要
実はこの遊びが子ども達の運動能力や考える力を鍛える意味においてとてつもなく重要な意味合いを持っています。
例えば、このジャングルジム。
くぐったり登ったりはやってもその上から飛ぶっていうのはなかなか危険な行為です。
でも、その危険な事が子どもにとってめっちゃ大事になります。
危ないからこそ出来るか出来ないかを子どもが判断する機会を作ります。
今の自分の身体で出来るのか。
うまく着地できる??
降りた時痛くない??
どれくらいの距離を飛んだら大丈夫??
その他にも色んな要素があると思いますが、そういった判断を瞬時に子ども達の頭で考えます。
またそういった時こそ子ども達の集中力がものすごく発揮されます。
そりゃ子どもでも痛いのは嫌ですし、怖いものは怖いです。
そして、うまくやりたいって思います。
その為にもそういった危険な時こそめちゃくちゃ集中します。
そして、出来ると思ったらチャレンジしますし、無理だと思ったら止めます。
出来たらさらに難しい事にチャレンジしますし、出来なければうまく出来るようにまたやります。
もし無理と判断した場合でも、その他の遊びで色々な体の使い方をしていけばまたやろうと思った時にチャレンジする事もあります。
このようにただ1つ「ジャングルジムから飛ぶ」って単純な遊びの中に様々な要素が含まれています。
もちろん遊びはこれだけではありません。
色んな遊びを経験する事で色んな体の使い方を覚え、その遊びの中で考える力や物事を判断する力、集中力などどんどん上がってきます。
その積み重ねが大きくなった時にものすごく発揮されます。
自分自身が果敢にジャングルジムに潜りに行ったのもこれを体感したかったから。
特に体が大きくなればなるほど難しくなるので色々考えて身体を使わないとまず通れません。
かなり苦戦しましたが良い運動になりましたし良い勉強にもなりました。
実際に色んな子どもを指導していて、子ども達の運動能力に大きな差がありますし、その差を見て小さい時に動いてたか動いてなかったかがよく分かります。
動いてる子は物覚えが早いですし、身体の使い方も上手。
どんくさい子はどの動きもうまく身体が使えていないなと感じます。
たかが遊びなんですが、その遊びが生きていく中で超重要なのはこう言う事です。
子ども達のために出来る事
Daishiと話してて、あんまり口出ししないと聞きました。
そして、子ども達の考えを尊重したいとも言ってました。
子ども達が考えて動いたことに尊重する。
そこから得られるモノはとてつもなく大きいです。
子ども達の考えは時に大人では考えられないような事を思いついたりします。
それを尊重していくのか、大人の考えで縛り付けるのか。
そして前者でも後者でもそれが積み重なって大きくなってきた時にどう成長していくのか。
これは遊びに限った話ではなく、これからの人生においても大事な事になると感じています。
色んな子どもを指導していると見えてくるものもたくさんあります。
まだ子育てをしていない立場ではありますが、指導者として、コーチとして伝えられることが数多くあります。
その場所や状況で制限をかけなければいけないのはもちろんですが、その中でも出来ることは山のようにあります。
出来る範囲で関わっていく子ども達のために色んなアプローチをしていきたいと思います。
ではこの辺で…
ほな✋
コメント